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医師紹介

所属科 健診部
医師名 小川 惠弘 (おがわ よしひろ)
出身 慶應義塾大学
資格 医学博士
専門分野 病理 認定病理医
日本病理学会 評議員
日本神経病理学会評議員

採血健診について

一般に医学的な検査は、

  1. 現在健康かどうかを調べる「健康チェック検査」
  2. 病気の治療を行うための病気の「診断検査」
  3. 手術の方針や危険の防止のために病変の部位・大きさなどを調べる「術前検査」

などに分けられます。(1)の目的である健康管理・健康チェックの検査では人間ドックを重視している傾向が強い。しかしこの検査は、内視鏡・X線・CT・MRI検査など出来上がった病気を発見するための術前検査に類するような検査です。高額な機械を使うために、必然的に費用も高額であり、さらには多量の放射線の照射を受けるため頻繁には行えない検査です。

健診は刻一刻と変化するからだの状態の把握による健康尺度の測定で、健康を阻害しそうな要因を見出し・改善して病気にならないようにするものです(治療に結びつけるために行う標的疾患の発見が目的の検診とは違います)。 このためには安全・簡便・迅速・安価な検査で通年にわたって身体状況を把握・管理し、適切な指導がうけられる手段が求められます。

王子病院健診部の医療スタッフは長年にわたる経験から、全身の組織や臓器の状態をよく反映する血液に注目し、これで出来る2000ほどの検査項目から、厳選した40数種類に腫瘍マーカーなど新しい項目を加えた検査で生活習慣に関する全身的なチェックとマーカーの値の変動から癌発生の予兆を知ろうとする「採血健診」を10年ほど前から行ってきました。

コースは以下の4種類からなります。

  1. 生活習慣病型(比較的に若年者におすすめ)
  2. 腫瘍マーカーCEAとTPAを含んだ標準型(全年齢に対応)
  3. 人間ドック型((2) + ペプシノーゲンとピロリ菌検査からなる胃潰瘍、胃がんの母地となる萎縮性胃炎の有無の検査 + 心筋梗塞などの心筋の初期障害に有効な検査 + 男女別に特異は腫瘍に関するマーカーを含む7種類の腫瘍マーカーが含まれます)(壮年・高齢者対応)
  4. 自己採血型キット(遠隔へき地、限定した疾患の経過観察などに対応)
  5. 肝炎、胃炎・胃潰瘍、アレルギー、動脈硬化、甲状腺機能検査、骨粗しょう症、臓器別腫瘍など20種ほどのオプション検査(希望者対応)

この健診は、通常の生活による健康のチェックですので、食事制限などは一切ありません。普段の生活での通年にわたる健康管理で食事や生活についての丁寧なアドバイスも含んでいます。また医師による結果(内容や精密検査の必要性など)についての電話相談や生活指導も行っております(無料)。さらにはPET検査の紹介も行っております。すなわち、血液のチェックにもとづく生活指導やさらなる精密検査を通しての病気の予防、あるいは必要であれば治療への誘導を目的にしたものです。

この健診は、問診と血圧・脈拍の測定および採血からなり、問診の内容や採血の難易にもよりますが、通常は5分ほどで終わります。

王子病院では年中無休・24時間対応で採血健診を実施しております。予約無しに、ご都合の良い時に受診いただけます。またご希望があれば当院の規定に従って訪問「採血健診」も実施しております。詳しくは当院健診部(電話03−3912−6688 直通)まで問い合わせ下さい。