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整形外科は運動器(骨、関節、背骨、筋肉など身体を動かすことに関係する部分)の病気やケガの治療をおこなっています。治療としては運動療法などのリハビリテーション、薬や注射などの保存的治療を充分におこないます。保存的治療で症状が改善しない場合は必要に応じて手術療法もおこないます。手術後は、早期にリハビリを開始して、入院期間を最短にするよう心がけています。
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| 骨折・外傷 |
下肢 |
36 |
| 上肢 |
37 |
| 人工骨頭置換術 |
17 |
| 膝関節鏡手術 |
10 |
| 腰椎椎間板ヘルニア手術 |
8 |
| 腰椎手術(腰部脊柱管狭窄症・腰椎すべり症等) |
16 |
| 頸椎手術(頸椎症性脊髄症・頸椎後縦靭帯骨化症等) |
10 |
| 人工関節置換術(股関節・膝関節) |
9 |
| 膝前十字靱帯再建術〈関節鏡下) |
7 |
| 外来手術 |
30 |
| その他 |
30 |
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【脊椎疾患】
■腰椎椎間板ヘルニア
■腰部脊柱管狭窄症
■頸椎椎間板ヘルニア
■頸椎症性脊髄症
■後縦靭帯骨化症
■脊柱側弯症
など |
【関節疾患】
■変形性膝関節症
■変形性股関節症
■膝前十字靭帯損傷
■半月板損傷
など |
【その他】
■外傷一般
■骨粗鬆症
など |
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腰椎椎間板ヘルニア |
病態と症状:
背骨の椎体と椎体の間にある椎間板の構造が破綻し中にある髄核が脱出したものが、馬尾や神経根を圧迫し症状を起こします。症状としては下肢の痛みやしびれ、筋力の低下などの症状をきたします。症状が進行すると排尿や排便の障害をきたすこともあります。
治療:
まずは消炎鎮痛剤などの投薬やブロックなど保存的治療を行います。麻痺が進行を認めた場合や排尿排便障害を認める場合は手術になることもあります。また、保存的治療で十分な除痛が得られない場合も手術治療を選択することがあります。 |
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腰部脊柱管狭窄症 |
病態と症状:
脊椎の変形に伴い、椎間関節や脊柱管内の靭帯が肥厚したものが、馬尾や神経根を圧迫し症状を起こします。症状としては下肢の痛みやしびれ、筋力の低下、間欠性跛行(一定距離の歩行や一定時間の立位で足の脱力感や痛みが出て、座ったり腰をかがめると症状が軽快する)などの症状をきたします。
治療:
痛みがあれば消炎鎮痛剤などの投薬やブロックなど保存的治療を行います。間欠性跛行があれば神経の血行を改善する薬などの投薬をします。保存的治療で改善を得られない場合は椎弓切除術などの手術を行います。病態によっては椎体の固定術を併用します。 |
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頸椎症性脊髄症 |
病態と症状:
頚椎の椎間板が突出したり脊柱管内の靭帯が肥厚して脊髄が圧迫され、手足の筋力や知覚の低下や巧緻機能(ボタン掛けや箸など手指の細かい動作)障害などの症状を起こします。症状が進行すると手が上手に使えなくなる、歩行が全くできなくなる等の障害や排尿、排便の障害をきたすこともあります。
治療:
通常、本症は進行性であり重症になるほど改善が困難です。進行する脊髄症状を認める場合は早期に手術を行い脊髄の圧迫を除去し麻痺の進行を防ぐ必要があります。
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変形性膝関節症 |
病態と症状: 関節の表面を覆っている関節軟骨が様々な原因で徐々にすり減ってきて、関節に炎症が起こります。症状としては歩行時や階段昇降時、立ち上がり時の疼痛、膝の可動域制限(膝が伸びない、正座ができないなど)、膝に水が貯まる、膝の変形(主にO脚変形)などをきたします。
治療:
治療の基本は運動療法です。簡単な筋力訓練や可動域訓練をお教えし自宅で実践することで症状の改善が期待できます。また、症状に応じて薬の内服や外用、ヒアルロン酸の注射などを行います。保存的治療で効果を得られない末期の関節症では人工関節全置換術などの手術を行います。
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骨粗鬆症 |
骨の中では常に古い骨を吸収し、新しい骨を作ることが繰り返されています。このバランスが悪くなることで骨の量が減り、強度が低下し骨折しやすくなります。特に女性では閉経後、骨量が減少して来ます。骨粗鬆症になると転倒した際に背骨(椎体圧迫骨折)や股関節(大腿骨頚部骨折)、肩(上腕骨近位部骨折)、手首などの骨折を起こしやすくなります。検査として骨密度測定や骨代謝マーカーの測定を行います。治療として運動、食事の指導とともに骨吸収抑制剤やビタミン剤、カルシウム剤などの投薬を行います。 |
脊柱側弯症 |
側弯症とは?:
脊柱が回旋を伴って横に曲がり、
三次元的な変形を生じます。
側弯症には特発性、先天性、症候性があり、約80%が特発性側弯症(原因不明の側弯症)で、多くは学童期から思春期に発症します。側弯症は、進行してしまうと基本的には改善しません。したがって側弯症を早期に発見し、必要に応じて早期に治療を開始し、その進行を可能な限り抑制することが重要です。
症状は?:
一定以上の変形を来たすと体のアンバランスや外観上左右の肋骨や肩甲骨の膨らみが違うなどの症状が認められます。特発性側弯は、成長が終了するまでの期間進行する可能性があります。先天性や症候性側弯はこの限りではありません。高度に進行すると外観上の問題とともに心肺機能にも影響を及ぼすことがあります。
治療は? :
一般に、側弯角が25°を越えてさらに進行が予測される場合には装具治療を開始します。また、45°を越えてさらに進行が予測される場合には手術治療の適応となることもあります。側弯が高度に進行し手術が必要になったときは関連大学病院に紹介し手術を行っています。
側弯症外来とは?:
側弯症を対象に診療する専門外来です。当院では、定期的にレントゲンで側弯角を計測し必要に応じて治療を行います。また、特発性側弯症と初期診断された中には脊髄空洞症などの異常が原因の側弯症が5%弱認められます。そのため当院では初診時全例にMRIの検査をお奨めしています。 |
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| 【所属科】 |
整形外科 |
| 【医師名】 |
中原大志(なかはら だいし) |
| 【略歴】 |
1999年 |
順天堂大学医学部卒業・整形外科入局 |
| 三郷順心総合病院 |
| 多摩南部地域病院 |
| 北習志野花輪病院などで勤務 |
| 2006〜2009年 |
順天堂大学整形外科勤務 |
| 2010年〜 |
王子病院勤務 |
| 【専門分野】 |
脊椎外科、脊柱側弯症 |
| 【専門医および所属学会】 |
医学博士 |
| 日本整形外科学会認定専門医 |
| 日本整形外科学会脊椎脊髄病医 |
| 日本整形外科学会リウマチ専門医 |
| 日本整形外科学会運動器リハビリテーション医 |
| 日本脊椎脊髄病学会 |
| 日本側弯症学会 |
| 日本脊椎脊髄病学会認定脊椎脊髄外科指導医 |
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